【インドネシア】中部電力、タングLNGの5年契約締結
今、気になっていることは「ワックス選び」ですがこんなニュースがあります。
中部電力は9日、パプア州タングの液化天然ガス(LNG)施設から5年間で最大200万トンのLNGを購入する売買契約を締結したと明らかにした。
タングからの日本供給は、東北電力に次いで2社目となる。
中部電力広報部によると、LNG施設を運営する英系BPインドネシアなど売り主側と1月29日に売買契約を締結した。
期間は来年〜2015年までの5年間。
契約額などは明らかにしていない。
同社は、購入量の内訳を明らかにしていないものの、ビスニス・インドネシアによると、石油ガス実行機関のプリヨノ長官が、来年と12年が年間25万トンずつ、13〜15年が50万トンずつを供給すると説明している。
東北電力は昨年、タングからのLNGを今年から15年間調達する売買契約を締結した。
購入量は年間12万トンで、契約通りの供給となれば、調達量は合計180万トンとなる。
中部電力の契約は期間が3分の1で、ほぼ同量を調達することになる。
プリヨノ長官は、国内へのガス供給が優先される中での中部電力への輸出について、国営石油プルタミナと国営ガスPGNがジャワ島とスマトラに建設予定のLNG受入ターミナルが完成するまでの措置との見解を示している。
■ボンタンは「選択肢」
中部電力は、毎年約1,000万トンのLNGを海外から調達している。
最新のデータがある2009年3月期では、最大のカタールから全体の52.8%を調達、インドネシアからは34%と2番目の調達量となっている。
これに続く豪州からが8.1%、エジプトから3.4%、オマーンから1.3%、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビからが0.4%だった。
インドネシアからの既存契約は東カリマンタン州ボンタンの施設から調達している。
1973年の契約で年間215万トン、81年の契約で年間165万トンの計380万トン。
73年契約の期限は今年12月、81年契約は来年3月で期限となる。
同社と関西電力、九州電力、新日本製鉄、大阪ガス、東邦ガスの「ウエスタンバイヤー」6社は、昨年2月に契約延長の基本合意書に調印している。
ただ、調達量は6社合わせて来年〜15年が年間300万トン、16〜20年が年200万トンに削減される。
中部電力広報部は、ボンタンが「あらゆる選択肢のひとつ」と述べ、交渉の進ちょくについては明らかにしていない。
同社は、昨年12月、豪州の西オーストラリア州でシェブロン、シェル、エクソンモービルが開発するLNG事業で、シェブロンと売買契約を締結している。
14年から年間144万トンを調達するもので、契約期間は25年間。
タングからの5年間の年間平均調達量は最大で40万トンで、タング契約を3.6倍上回ることになる。
中部電力向けを抜いたタングの既存の契約は、中国・福建省向けが年260万トン、韓国ポスコとKパワー向けが年115万トン、米センプラ・エナジー向けが最大370万トン、東北電力が年12万トンとなっている。
最終更新:3月10日8時30分
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